世界最高峰のラグジュアリーツーリズム商談会ILTM カンヌ2025に出展しました!

ラグジュアリーツーリズムの商談会の世界最高峰「ILTM (International Luxury Travel Market) Cannes」に、連携先の身延山宿坊覚林坊様とともに身延チームとして出展してきました。

今回で第24回を数えるILTM Cannes 2025は、12月1日から4日に、南仏の代表的な国際リゾート地カンヌで、カンヌ国際映画祭で有名なパレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレを会場に開催されました。世界83の国と地域から前年比12%増の1万人の来場者を集め、10万件の商談が繰り広げられました。日本からは95社(うち宿泊施設が49社、DMO・DMC・旅行会社が42社)が出展し、当会は、地方創生プロジェクトの連携パートナーの覚林坊様とともに、身延チームとして単独ブースを出展して参りました。

ILTMは、4月のアフリカ(ケープタウン)、5月のラテンアメリカ(サンパウロ)、7月のAPAC(シンガポール)、10月の北米(バハマ)と、世界のリゾート地を巡って開催され、1年の締めくくりが12月のカンヌとなっています。ILTMカンヌだけは毎年参加しているというバイヤーも多く、地元ヨーロッパだけでなく世界中から出展者とバイヤーが集まります。まさに世界がマーケットで、2024年のILTM事務局の公表値によれば、商談リクエストの多い目的地ランキングにおける日本の順位は、アジア市場メインのILTM APAC(シンガポール)では3位であるのに対し、世界市場のILTMカンヌではランキング上位とは言え12位に甘んじています。

事前の商談アポ取りは、7月に出展したシンガポールのILTM APACではすぐに商談枠の9割が埋まったのですが、ILTMカンヌは世界市場での競争となり、かなり苦戦しました。最終的に商談枠の8割強に当る18か国からのバイヤー33社との商談を実施することができました。バイヤーが担当する富裕層クライアントの旅行先が世界中であることから、日本のことをほとんど知らないバイヤーも少なくなく、富士山を知らないバイヤーもいました。一方で、精神的な豊かさを旅に求める富裕層クライアントが多くなっていることを反映し、メディテーション、マインドフルネス、ウェルネスといった文脈で、身延地域の仏教文化に興味を持ってくれるバイヤーが数多くいました。景色が美しい観光地は世界中にあり、それだけで世界市場で抜きん出ることは容易ではありませんが、日本固有の精神文化とそれに根差した修養、行事、芸術、工芸、芸能、食などの文化コンテンツは、世界の富裕層に「刺さる」可能性が極めて高いとの手応えを感じました。

今回の出展で得た人脈や知見を、今後の地域のコンテンツ開発やセールスプロモーションに活かして行きたいと思います。