富士山と身延山の二霊峰を空から遥拝するヘリツアーが実現しました!

5月20日(火)、富士川左岸の小高い丘の上、身延町勤労青年センターの緑豊かなグラウンドに、5人乗りのヘリコプター、ロビンソンR66型機が飛来しました。

日本のヘリコプター事業のパイオニア、株式会社アルファーアビエィション(東京都港区)が、フランスを拠点に活躍する航空写真家Jon Davison氏を招いて企画したもので、航空機と異質なものの組み合わせを被写体として追い求める氏に、「ヘリコプターとお寺のお山」というテーマで身延でのヘリツアーを提案して実現したものです。(Jon Davison氏の今回の作品はこちらからご覧になれます。)

当会が参画するみのぶ農泊地域連携協議会では、ハイエンドのインバウンド観光客向けに空から富士山と峡南エリアを楽しんで頂くべく、また東京、河口湖、清水港といったインバウンド集積地からの誘客動線を引くべく、ヘリコプターの観光活用に取り組んできました。昨年度は公共ヘリポートの整備を目指す富士川町と連携して、東京木場からのヘリフライトを実現しました。今年度は更に峡南エリアの離着陸拠点を拡充し、身延町所有の遊休施設を活用して、富士山と身延山という二つの霊峰を空から遥拝するヘリツアーの造成に取り組んでいます。今回はその最初のテストフライトとなりました。

当日は、フランスからの写真家とライターの他、フランス人旅行会社スタッフ、フランスとイタリアから来日中のビデオグラファー、山梨でブルワリーを営むアメリカ人、身延山奥之院の別当様、身延山宿坊の僧侶、山梨県庁のエアモビリティ政策担当スタッフ、全国紙と地方紙の記者など、バラエティー豊かなゲスト15名が搭乗体験しました。これまで見たことのないアングルからの富士山、身延山という二つの霊峰の眺望を満喫していました。

協議会では、今後、河口湖エリア、清水港エリアでの離着陸拠点を開発し、富士山を取り巻く豊かな自然を空から満喫するインフラを整備して行く計画です。当会としても、インバウンドツーリズムの高付加価値化の観点から、この取り組みに、引き続き積極的に関わって行きたいと思います。