みのぶ農泊地域連携協議会がツーリズムEXPOジャパン・VJTM2025(Aichi Sky Expo)に出展

9月25日(木)から28日(日)にセントレアに隣接する愛知国際展示場(Aichi Sky Expo)で開催されたツーリズムEXPO ジャパンVJTM(Visit Japan Travel & MICE Mart)に、みのぶ農泊地域連携協議会の構成メンバーとして出展して参りました。

このイベントは国内最大の旅行業界の展示商談会で、毎年9月に東京と大阪で交替で開催されているもので、今年は大阪万博のために、初めて愛知で開催されたものです。海外82ヵ国の国と地域、1,350の企業・団体が出展し、4日間の来場者数は127,677人にのぼりました。

当会が構成メンバーとして参画するみのぶ農泊地域連携協議会として、海外バイヤーとの商談会のVJTMには単独ブースを出展し、ツーリズムEXPOジャパンには単独ブースと、農林水産省の農泊共同ブースとして出展しました。

VJTMでは、オーストラリア2社、デンマーク2社、スペイン5社、イタリア3社、スウェーデン1社、ドイツ1社、オランダ1社、香港1社、シンガポール2社、タイ3社、ベトナム1社、インド1社、イスラエル1社の、計24社の海外バイヤーとの商談が実現しました。京都や高野山などのメジャーな神社仏閣関係の訪問地が、オーバーツーリズム問題を抱える中、まだ知られていない魅力的な選択肢として、身延山は多くの海外バイヤーに大いに興味を持って頂けました。また、これまで身延チームが先駆的に取り組んできたヘリコプターや、プライベートジェットを活用したプログラムも、現実的な商材として捉えて頂き、幾つかの具体的な引き合いも頂きました。

ツーリズムEXPOでは、アグリツーリズムやガストロノミーツーリズムの商材を探しているバイヤー、富裕層専門の旅行事業者組織Virtuosoメンバーの旅行会社、AIの観光業界への応用に取り組むIT企業、観光による地方創生をテーマとする大学の観光学部など、想定していなかったような多種多様なプレーヤーとの新しいご縁が生まれました。私たちとはおよそ縁遠いような巨大企業が計画する、伝統文化・工芸を継承する地域をヘリコプターで結ぶ、富裕層インバウンド向け新サービスに参画させて頂く共同検討も始まりました。

マーケットの風を直接肌で感じ、新しいプレーヤーと出会うために、こうした国際的な旅行業界のイベントには、積極的に参加すべきであることを、改めて痛感しました。今回頂いた新しいご縁の中から、一つでも二つでも、新しい事業が芽吹くよう、頑張って行きたいと思います。